新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針の変更について、以下のとおり、経済産業省から周知要請がありましたので、お知らせいたします。
今回の変更では、
(ア)
4回目のワクチン接種の目的は「重症化予防」であり、3回目接種の完了から5か月以上経過した「①60歳以上の者」、「②18歳以上60歳未満の者のうち、基礎疾患を有する者その他新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める者」を対象とし、適切に接種勧奨する。
(イ)
感染防止策は、基本的な感染対策が重要である。基本的な感染対策とは、「三つの密」(①密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、②密集場所(多くの人が密集している)、③密接場面(互いに手を伸ばしたら手が届く距離での会話や発声が行われる)という3つの条件をいう。以下同じ。)の回避、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」等をいう。
(ウ)
「マスク着用」は、
a)
①屋内において、他者と身体的距離(2m 以上を目安)がとれない場合、②他者と距離がとれるが会話を行う場合、③屋外において他者と距離がとれず会話を行う場合は、マスクの着用を推奨する。
b)
高齢者等との面会時や病院内など、重症化リスクの高い者と接する場合にはマスクの着用を推奨する。
c)
屋内において他者と身体的距離がとれて会話をほとんど行わない場合は、マスク着用は必要ない。
d)
屋外において、他者と身体的距離が確保できる場合、他者と距離がとれない場合であっても会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要なく、特に夏場については、熱中症予防の観点から、マスクを外すことを推奨する。
e)
乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要であり、特に2歳未満では推奨されない。2歳以上の就学前の子どもについても、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には推奨しない。なお、本人の体調がすぐれず持続的なマスクの着用が難しい場合は、無理に着用する必要はなく、マスクを着用する場合は、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意した上で着用すること。
としています。
参考資料
(参考1)新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 令和3年11月19日(令和4年5月23日変更):
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_r_20220523.pdf
(参考2)新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針変更(新旧対照表):
https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/kihon_h_taishou_20220523.pdf
以上、何卒よろしくお願いいたします。