一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
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溶融亜鉛めっきとは

 溶融亜鉛めっきは、高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し、表面に亜鉛皮膜を形成する技術です。

 亜鉛めっき加工を施した鋼材は、錆びや腐食を発生しません。塗装や電気めっきなどとは異なり、亜鉛と鉄から形成される「合金層」により、亜鉛と鉄が強く金属結合しているため、長い年月を経てもめっきは剥がれることがありません。

 溶融亜鉛めっきの防食機能には、「保護皮膜作用」と「犠牲防食作用」という2つの大きな特徴があります。

保護皮膜作用

 さびを防ぐ「保護皮膜作用」は、亜鉛めっきの表面に空気や水を通しにくい亜鉛の酸化皮膜が形成されるため、さびを生じにくくする作用です。

                     

保護皮膜作用

犠牲防食作用

 腐食を防ぐ「犠牲防食作用」は、亜鉛めっきに、万一、キズが発生し、素地の鉄が露出したとしても、キズの周囲の亜鉛が「鉄より先に溶け出して」電気化学的に保護するため、鉄を腐食させない作用です。

犠牲防食CG

犠牲防食作用

 四方を海に囲まれ、湿度が高い日本で、社会資本のベースとなっている「鉄」を『錆びない・腐食しない・環境と調和する』新たな素材へと生まれ変わらせる「溶融亜鉛めっき」は、『リユース、リデュース、リサイクル』の高度な循環型社会を実現する、優れた加工技術なのです。