一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
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亜鉛アルミニウム合金めっきの耐食性

●バッチ式溶融亜鉛めっきとCGL系溶融亜鉛めっきの耐食性比較
近年、溶融亜鉛めっきにアルミニウムやマグネシウム等の合金元素を添加し耐食性を向上させる技術が普及し、特に連続式合金めっき鋼板は、その耐食性がバッチ式に比較して格段に優れているとしている。このような背景下、当協会はバッチ式と連続式めっきの耐食性能を比較し、その耐用年数を推定すべく大気暴露試験を開始した。ここでは途中経過を報告します。
この途中経過については、平成27年7月の第35回防錆防食技術発表大会にて発表され、多くの関心をよせられております。
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●溶融亜鉛めっきの耐食性に対する火山ガスの影響
JR北海道管内の登別地区において、架線金物の落下事故が発生した。当該地区は日本有数の温泉地帯であり、硫化水素ガス、亜硫酸ガスという腐食性ガスを発生するところである。当協会はJR北海道からの要請を受け、火山性ガスの溶融亜鉛めっきへの影響について、平成14年から10年間にわたり大気暴露試験を実施しました。その結果、溶融亜鉛めっきは火山性ガスに対して十分な耐食性を発揮することが確認され、この架線金物の落下事故は部品の設計によるところが大きいことが判明しました。
この成果は、平成27年7月の第35回防錆防食技術発表大会にて発表され、多くの関心をよせられております。
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●塩害環境下における亜鉛アルミニウム合金めっき検査路の耐食性
 平成26年9月、土木学会第69回年次学術講演会において発表された「塩害環境下における亜鉛アルミニウム合金めっき検査路の耐食性」は、一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会が東日本高速道路株式会社と共同で、10年にわたる自然暴露試験結果を取りまとめたものです。

調査対象となった北陸自動車道糸魚川IC~名立谷浜IC間の橋梁は、日本海に面し、海岸線から200m程度の谷間に架けられており、特に冬季の飛来塩分が非常に多い地点です。

まとめとして、溶融亜鉛アルミ合金めっきは溶融亜鉛めっきと比較して耐食性が大幅に向上する。また、めっき系検査路についても,適切な時期に塗装による補修を行うことによりFRPやAl 合金検査路と同程度のLCC(ライフサイクルコスト) に出来る可能性があることが確認できたとしています。