一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
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協会について

理事長挨拶

理事長という大役を引き受け2年が経ちましたが、この間、正・賛助会員及び協力者の皆様には協会活動に対する多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

さて、新年度のスタートに際し、本年度の弊協会の取り組み及び方針についてご報告申し上げます。

まず、ここ数年来の最重点事項として掲げる「溶融亜鉛めっき鉄筋の需要拡大」ですが、これを実現するための第一歩として、平成26年3月に会員4社6工場、平成27年3月には13社17工場が日本建築センターから溶融亜鉛めっき鉄筋の評定を取得しました。これにより、国土交通大臣認定を含めると、建築基準法に対応した溶融亜鉛めっき鉄筋の供給の全国体制がほぼ整ったといえます。また、昨年度はめっき鉄筋に関する・講演会の開催、・大気暴露試験の継続、・大学との共同研究を実施致しました。翻って本年は、土木・建築の両分野にて設計施工指針の改訂あるいは制定を同時並行的に進めたいと考えております。両分野で学識経験者、専門家に当業界も加えれば委員のみでも60名以上のマンパワー及び多額な費用が予想されます。現状の協会の実力からすれば、厳しい状況であるとは理解しておりますが、今のこのタイミングで一気呵成に進めないと、二度と「市場形成」に向けた基盤整備ができないという危機感の下、果敢にチャレンジいたします。また、めっき鉄筋の優位性を示す事例として、三井金属鉱業(株)の全面協力をえて、40数年前にめっき鉄筋によって施工されている竹原製煉所大煙突を大学関係者と共に検分し、貴重なデーターとして活用してまいります。
2番目は「環境対策」です。化学物質リスクアセスメントの義務化に備え、会員全員が対応できるようマニュアルを作成いたします。また、カドミウムの排水対策は現時点でほぼ全会員が対応できる目途がつきつつあります。あとは確実に実施されるようフォローしていきたいと思います。
3番目の「人材育成」については、現在厚生労働省所管の中央職業能力開発協会において、技能検定試験おけるめっき工場での実技試験を一般的な会議室でも実施可能となるような実技試験へと変更することを検討しております。このため本年度の実技試験は準備のため休みとなりますが、来年度からは懸案であった受験者数の制限問題がなくなることや関東、関西以外の主要都市での受検が可能となります。協会として、中央職業能力開発協会を支援するとともに、会員の皆様が円滑に新たな実技試験制度に移行できるよう尽力いたします。
4番目の「協会財政基盤の健全化」は、2期連続の黒字となりました。本年度は目玉事業目白押しの中、単年度の収支をバランスさせるのは厳しいですが努力いたします。

溶融亜鉛めっきがこれからも我が国において必要とされ続けるためには、コンプライアンス、技術の研鑽、人材育成が不可欠です。決して平坦な事業環境にはございませんが、会員の皆様には、一丸となり業界発展のためご尽力賜るよう、また、弊協会に関係する皆様方には、日頃の愛情あるご支援に対し感謝申し上げるのと同時に、益々のご理解とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


  

一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会

理 事 長      田 中  雄