一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
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協会について

理事長挨拶

   本年6月から理事長という大役を引き受けました菊川美仁です。会員並びに関係者の皆様には、平素より協会活動に対する多大なるご理解、ご支援を賜り、誠に有り難うございます。心より御礼申し上げます。

   さて、新年度のスタートに際し、弊協会の昨年度の取り組み状況並びに本年度の重点事項についてご報告申し上げます。

 昨年度の実績についてご報告します。まず、めっき鉄筋について、土木学会による溶融亜鉛めっき鉄筋指針改訂作業の本格化が挙げられます。この指針改訂には大学、研究所、ゼネコン、めっき業者等数多くの委員が携わっており、性能評価をはじめとする4つのワーキンググループでの検討、亜鉛めっき鉄筋を使用した実構造物調査が行われております。建築分野でも溶融亜鉛めっき鉄筋指針改訂作業に着手し、委員による検討に加え、大学での試験、実構造物調査を行っております。広報の観点では、本年3月に溶融亜鉛めっき鉄筋パンフレットを発刊しました。
   2番目は「環境安全対策」です。作業環境の改善に資する無煙フラックスについては審査に3ヶ年を要しましたが、昨年7月に特許登録されました。労働安全衛生法改正により昨年6月に施行された化学物質リスクアセスメントの義務化に対しては、溶融亜鉛めっき用のアセスメント実施マニュアルを作成し会員に配布致しました。カドミウム排水対策については、環境省省令を改正頂き本年11月末まで暫定基準を延長頂きました。今後とも、業界としてしっかり対応していく所存です。
   3番目は「人材育成」です。厚生労働省省令を改正頂き、従来の溶融亜鉛めっき実技試験に新たに判断等試験を追加して頂いております。今後、めっき技能士の力量向上に有効な手段となることを期待しております。
  4番目は「標準類の整備」です。2つのJIS規格、すなわち、溶融亜鉛めっき及びその試験方法の見直しに向け、会員からの意見集約、鋼材の材質と膜厚に係る諸課題への対応を検討しております。

 本年度の重点事項として、めっき鉄筋については、土木学会及び一般社団法人 建築研究振興協会での指針改訂作業を加速して参ります。環境対策としては、化学物質リスクアセスメント実施の定着化、カドミウム排水の継続的把握に務めます。人材育成については、新たな実技試験が円滑に導入されるよう側面的な支援を行います。

 溶融亜鉛めっきがこれからも我が国において必要とされ続けるためには、時代の要請に対応した溶融亜鉛めっき製品の供給、コンプライアンス、人材育成が不可欠です。会員の皆様方におかれましては、一丸となり業界発展のためご尽力賜るよう、また、弊協会に関係する皆様には益々のご指導、ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。



                                                       一般社団法人 日本溶融亜鉛鍍金協会
                                                        理 事 長        菊 川 美 仁